「俯瞰の鳥」と「突破の猪」そして彼らを紡ぐもの

ツールで稼ぐ！ＳＥプログラマのためのセカンドライフ
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┃某有名起業家から「マッドネット博士」の称号を押し付けられた茂野太陽の
┃黙って見過ごすことの出来ないノウハウ垂れ流しメルマガ。
┃ツールだけで稼げる時代の終焉を予測し、ツールと人間の融合をコンセプトに
┃新時代のネットビジネス手法を提供中

　太陽です。お疲れ様です。

　いろいろ配布しなくてはいけないものや
　開発しなくてはいけないものなどがありまして
　毎日寝不足状態です^^

　関連している方には
　配布が遅れて申し訳ないと思っております。
　
　何かしらのプラスαをつけて配布したいと
　思っていますのでお許し下さい。

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　さて、

　一本に集中出来た頃を懐かしく思いつつ

　今日のお話。

　実行力と俯瞰力と「〇〇力」

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　↓
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　ツールで稼ぐ！ＳＥプログラマのためのセカンドライフ　

　2008/12/03　　　「鳥」と「猪」　　　　　　　　茂野　太陽
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　目の前に壁があった。
　簡単には突破出来ないような分厚い壁があった。

　いつもなら簡単に壁など貫いてしまう
　毛むくじゃらの猪も今回ばかりは

　体当りで突破することが出来なかった。

　やがて疲労はピークに達し
　精神的にも自分の無力感を感じはじめた頃
　~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

　一羽の鳥が、ふわりと

　猪の疲れ果てたその背中の上に
　舞い降りた。

　普段のパワーがあれば鳥なんぞに
　その背中で休息などとらせるようなことはない
　プライドの高い猪であったが、

　鳥を振り払う気力も体力もなかった。

　しばらく羽を休めたその鳥は
　小さく息を吐き、翼をひろげ

　猪の背中から、ぴょんと空に向けて飛び立った。

　猪は、その鳥の自由に満ちた動きを
　じっと見つめることくらいしか

　今のこの無力感あふれる時を
　癒すものはなかった。

　鳥はその翼をひろげ光り輝く太陽の下で

　ときには上へ
　ときには下へ

　自由に空を旋回していた。

　ふと何かを見つけたかのように
　優雅に空を飛び回っていたあの鳥が

　猪が突破しようと思っていた
　分厚い壁の方に向かって急降下しはじめた。

　「おいっ！」

　「その分厚い壁はお前の突進なんかじゃビクともしないぞ！」

　いつの間にかにその鳥に愛着をもってしまった
　疲れ果てた猪は、声を張り上げ叫んだ。

　「危ない！やめろ！」

　急降下する鳥は、さらにその速度を速め
　まるで猪をあざ笑うかのように

　壁へと突き進む。

　「危ない！やめろ！」

　猪は尚も必死に声を張りあげ鳥に警告を発し続けた。

　しかし鳥は、尚も速度をあげ
　壁へと突っ込んでいった。

　壁にぶつかる瞬間、見てられないと

　猪はパッとその目を閉じた。

　そして、一瞬の時を過ぎ目を開けた。

　鳥の悲惨な運命を見届ける為に・・・
　~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

　しかし、猪の目の前に現れた光景は
　悲惨な状況などではなく、
　あの難攻不落の壁をぶち破った鳥の姿が
　崩れ堕ちた壁とは対照的に誇らしげに
　光り輝いていた。

　猪の５０倍近く小さな鳥によって
　難攻不落の分厚い壁がいとも簡単に
　突き破られてしまったのだ。

　鳥は悠々と尚も空を旋回しながら
　仲間の声のする森へと姿を消した。

　・・・・

　猪は、鳥が無事であることに
　安堵したものの・・・

　自分の力を持ってしても
　突破できなかったあの壁を
　小さな鳥が、いともたやすく突破したことが

　まるでマジックショーをみている観客の
　ような感覚を覚えた。

　「なぜ、あの分厚い壁があんな鳥なんぞに
　　突破できたのだ？」

　「いったい何が起こったというのだ。」

　恐る恐る猪は、その疑問を解決すべく
　破られた壁の付近へ
　その疲れ果てた重たい体を近づけた。

　「ん？この壁は、俺が突破しようとした壁ではない。
　　これは、張りぼての壁ではないか・・・」

　「こんな突破口があったとは・・・」
　　~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

　「しかしなぜ、
　　あの鳥は、壁と張りぼての壁の違いを
　　見つける事ができたのだろうか・・・　」

　「鳥には透視能力でもあるのか？
　　それとも・・・単なる偶然なのか？」

　猪は、自分の突破能力を完全に打ち負かした
　鳥への疑問に、陽が傾くのも忘れ考え込んでいた。

　・・・・

　ちょうど夕日が西の山へと沈みかけた頃

　あの壁を破った小さなマジシャンが
　意気揚々と猪の目の前にその姿を現した。

　「おい。鳥よ」

　「おまえさんは、どうして、あの壁が
　　張りぼてである事がわかったんだい？」

　「どうもそれが気になって帰るに帰れないのだ」

　「♪いのししさん♪」

　「♪あっ、その疲れ果てた姿からすると
　　　猪爺さんとでも呼んだ方が良いかしらね♪　」

　猪は馬鹿にされたような気分で
　今にでも、そのふざけた鳥をやっつけてしまいたいと
　その牙をむき出したい思いにかられたが、

　それよりも「突破の謎」の方が
　今は優先すべきだと考え、その牙に宿った怒りの炎を消し去った。

　「おい。鳥よ」
　
　「あの壁が張りぼてである事が
　　どうしてわかったのだ？　　　」

　「壁を見る限り、張りぼてと、分厚い壁の
　　違いはなかったと思うんだが。」

　「♪猪爺さん♪」

　「♪そうね。私も最初はぜ～んぜん
　　　わからなかったわよ♪　　　　　」
　
　「♪でもね。あなたの背中から飛び出して
　　　空からあなたの疲れた体とその壁をみたら・・・

　　　分厚い壁の両サイドが
　　　張りぼての壁だってことがわかったのよ♪」
　　　~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

　「♪それでね。いつも体当りを自慢している
　　　いのししさんを驚かせようかなって思って
　　　張りぼての壁に突っ込んだのよ♪」

　空を飛べない猪は、鳥の目をうらやましく思った。
　自分にも空から見る目があったらよいのになと・・・

　「自分の突破力は、自慢じゃないが相当なものだ。

　　俺に鳥の目さえあればな。くっそ！」

　疲れが回復してきた猪

　鳥の目をもった猪

　彼は、その悔しさからか
　その場を立ち去る時に、

　張りぼての壁を次から次へと
　バタバタとなぎ倒した。

　その突破力をまるで誇示するかのように・・・

　・・・・

　猪がその場を離れてから間もなく

　張りぼての支えを失った難攻不落の分厚い壁も
　崩れ落ちたという。

　--

　　猪の「突破力」と鳥の「俯瞰力」
　　二つをうまく合わせることで
　　その力は何倍にもなる。

　　ある人は鳥のように「全体を俯瞰」せよと言い
　　ある人は猪のように「一点に集中」せよと言う。

　　しかしながら多くの場合、その両方を、状況に合わせて
　　作業の工程に合わせてうまく組合せて使う必要がある。

　　「俯瞰（ふかん）」をすれば知識は広がり

　　あたらしい視点での解決策や他の知識の応用で
　　解決策や突破口を見出すことができる。
　　~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

　　しかしながら、たった一人で作業を行って
　　いるのであれば、俯瞰だけでは物事は
　　うまく進まない。

　　なぜなら・・・

　　俯瞰で得た知識というものは
　　応用は効くが即効性は少ない場合が多いからなんです。

　　「今すぐ、稼ぎたい」という場合においては
　　いろんな知識まで考え、その後の展開まで考えながら行うと、

　　極端にスピードが落ちるんです。
　　~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

　　今すぐ稼ぎたい。

　　短いスパンで収益をあげる上では
　　猪の如く突き進む集中作業の方が
　　成果を得やすい。

　　しかしながら・・・

　　その突破の先に潜む壁や困難で、また
　　窮地を向かえ悶え苦しむ。

　　時には「鳥」となり、全体を見渡し構成を練り
　　時には「猪」となり、目の前の作業に没頭する。

　　たったひとりで挑む事の多いこの世界では

　　この【実行力】と【俯瞰力】、二つの視点を
　　その都度、使い分けることが大切なんです。
　　~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

　　問題に直面した時に、
　　強引に突破するのではなく
　　鳥の目を借り、

　　突破口を見つけたら
　　猪の如く猪突猛進する。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　茂野太陽

　　追伸：

　　この二つの力、【実行力】と【俯瞰力】を橋渡しする
　　もうひとつの力

　　【管理力】

　　これが事を順調にすすめる上では無くては
　　ならないものだという事は、

　　いつのときでも
　　頭に入れておいてくださいね。

　　収益＝（俯瞰力×実行力）×管理力の２乗
　　~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

　　管理力が低いと俯瞰したものを実現すべき計画が陳腐となり
　　そして、実行部隊も働きにくいって事ですね。

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【おまけ】

　　K塾のKさん風に言えば

　　・社長脳
　　・中間管理職脳
　　・営業脳

　　といったところでしょうかね。

　　夢と大義名分を「社長脳」が俯瞰力により提供し

　　夢を目標と実践手法として「中間管理職脳」が
　　実現可能なものとする。

　　そして「営業脳」をもつ実働部隊が
　　それを着実に実現していく。

　　参考）無料DVD　ブログを使った集客の盲点 K氏のセミナー
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　　「俯瞰」と「実行」

　　あなたが今

　　・行っているもの
　　・行おうとしているもの

　　これらも、たった一人であってもビジネスですから
　　きっちり「管理」していきましょうね。

　　さてさて
　　あなたは今、何をなすべき時なのか・・・

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